話にならない!離婚調停にかかる費用とは?

人生再生

『永遠の愛』を誓ったはずが長期間過ごす内に価値観の違いや

時間のすれ違いなど、原因は多岐に渡ると思いますが離婚を決意。

お互いの話し合いで上手く合意し離婚になれば良いですが

資産をどう分けるか、子供はどちらが引き取るか、養育費はいくらか

問題が山積みの中解決するには至難の業です。

離婚の話を切り出したが相手側がなかなか同意してくれない

数年も仮面夫婦を続けている方も珍しくないと思います。

こまゆ
こまゆ

僕自身5年間仮面夫婦でした

悩み、考えるのは心身にストレスを与えます。

お子さんがいる方はそんな両親から悪影響を受けるかもしれません。

同じ境遇にいる方には我慢せず離婚することお勧めします。

相手方との話し合いが平行線の場合、裁判所で判断してもらう

離婚調停があります。現在検討中の方は費用が気になるところです。

離婚調停にかかる費用リスト

  • 申し立てにかかる費用
  • 弁護士費用
  • 財産分与
  • その他書類準備、雑費

ざっくりこの4つかなと思います。

注意したいのは事項数、成功報酬により大幅に金額が変わる事です。

争点が財産分与だけなら1件で済みますが、離婚、財産分与、養育費、面会

となると4件になりその分金額も増えていきます。

お互い離婚は納得している、財産分与で揉めているなら1件になりますね。

費用を抑えたいならなるべく相手側と話し合い、合意し、

どうしても譲れない、解決しない事だけ争う事をお勧めします。

僕の場合離婚宣言され拒否していましたが、5年以上言われ続け精神崩壊。

離婚自体には実質合意した為争点は3点

  • 財産分与
  • 養育費
  • 面会

財産分与は僕名義の持ち家、財産を全て放棄して欲しい。

養育費は月15万渡して欲しい

子との面会はしないで欲しい

とのことでしたので争う決意をしました。

申し立て費用

裁判所への申請は一律1200円がベースかと思いますが、各自治体により違いがあるかもしれません。

サイトや電話でも確認出来るため一度確認しましょう。

通勤途中に寄って直接聞くのも全然大丈夫です。

僕は3件申請で約4千円程の費用で済みました。

弁護士費用

ここが皆さんが一番気になる所だと思います。

実際かなり膨大な費用がかかる事が多いです。身近な人にも数百万払った。

なんて人もいるかもしれません。想定される費用項目はこちら

  • 相談費用
  • 契約費用
  • 必要書類制作、印紙代などの費用
  • 出張、裁判所への出頭手当
  • 成功報酬

まずは調停をご自身で戦う方は弁護士に関わる費用は発生しないので0円です。

僕も最初はお金が無く、1人で立ち向かいましたが相手側が弁護士採用、

一気に分が悪くなり泣く泣く弁護士に依頼しました。

結果的には弁護士契約して本当に良かったと今は思います。

弁護士を用意する為にまずはどの弁護士に依頼するか決めなければなりません。

スピード重視なら法テラスなどに電話し相談することで契約までが早いでしょう。

しかしこれではいわゆる標準的な費用が掛かってしまいます。

相談料30分5千円、契約1件で25~30万円です。

3件が争点の僕は75万~90万円コースです。これめちゃくちゃ悩みました。

相手方が弁護士用意したので分が悪い、自分の知識じゃ戦えないけど

膨大な金額払える資金もない。どうしたら良いものか家族や友人に相談しました。

そんな中、先輩に弁護士に知り合いがいるよ。と言われ、相談してみることにしました。

5千円を支払い事の顛末を相談。紹介ということもあり

30分の所を1時間も聞いてもらえました。

なんと1件17万円程で良いと言ってくれました!

どんどん調停が進んでいく事もありこちらの先生と契約することにしました。

調停が進んでいく内に最初は財産分与だったのですが

養育費・面会も同時進行することになりました。

17万円×3件=51万円かぁと震えながら考えていたのが今でも印象的です。

しかし先生から意外な提案がありました。

『今回は特別に1件分で良いよ』

・・え?もう神です。感謝の気持ちで枯れていたはずの涙で溢れました。

肩の荷が少し降りたとはこのこと。何度も頭を下げ戦う事に集中出来るようなりました。

財産分与

お金管理を全て任せていた僕は預金開示請求等行いましたがみつからず。

ネット銀行やタンス預金だと証拠が無いので見つけれないんですよね・・

なので現金項目はほぼほぼ0円で終わってしまいました。

むしろ持ち家論争。名義が僕なので半分支払わなければなりませんが

評価額が残債と同程度だった為、こちらが支払う事も

相手側から受け取ることもなく終了しました。

人によってはここでの違いが鮮明になるかと思います。

日ごろから家の価値、預金残高、お金の動きを注視してください。

僕の調停費用

全ての争いが終了するのに約二年。ぼくが支払った費用がこちら

  • 相談費用     5千円
  • 契約費用     17万円
  • 書類印紙代    約2万円
  • 出張手当     なし
  • 成功報酬     15万円
  • 菓子折り 千円
  • 合計       34万6千円

菓子折り安すぎない?

すみません、本当にきつかったのです。

ほんの気持ちとして受け取って頂きました。

各費用の支払うタイミングは担当の先生とご相談ください。

分割にしてもらえたり、振り込みなどの支払い方法も対応してくれます。

このほかにも実際

  • 裁判所への出廷に伴い会社を休む
  • 現地への交通費
  • 精神的苦痛での病院代

など、若干人により上下あるかと思います。

まとめ

  • まずは冷静に、相手の主張を聞いてそのうえで自分も主張する
  • どうしても折り合いがつかない事だけ争う
  • 弁護士がいる方が解決が早い
  • 知り合いに弁護士がいないか周囲に相談する
  • 自分で収集できる証拠集めなど弁護士へ協力する
  • 離婚してよかった!

1度崩れた歯車はなかなか戻ってくれません。

修復が無理なら離婚する決断を強いられるでしょう。

幸い昔ほど離婚は悪というのは今はありません。

あなたがストレス溜め込みながら生活を続ける方が悪だと思います。

今回はあくまで僕の場合の3件分の調停費用ですが、状況により大きく異なります。

まずはご自身が『何について争うのか、争う件数は何件か』を一度整理してみてください。

長期戦になります。少しずつ、確実に準備しましょう。

戦いが終われば晴れて自由の身。

あなたの大切な人生をあなたらしく生きてください。

今回の僕の体験が少しでも参考になれば良いかと思います。

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